①八代・天草架橋旗高校サッカー大会
八代・天草架橋旗高校サッカー大会は、平成7年から平成25年まで第18回で大会を終了する。
平成26年にサッカー大会の中止決定の案内を関係者に配布する。
②八代・天草架橋のイメージソング事業
平成23年上天草市出身のMICA作詞作曲のイメージソング完成
1.地域の現状
八代地域、水俣芦北地域、人吉球磨地域及び天草地域で構成される環八代海圏域は、豊かな自然環境に恵まれ、古くから人や物の活発な交流がなされ、多方面において同圏域の振興が図られてきたところであります。しかしながら、環八代海圏域は、長年の社会情勢の変化にともなう人口の流出や、産業の衰退が著しく、また社会資本の基盤整備の遅れなどから、地域の活力が停滞している状況です。天草地域においては、雲仙天草国立公園に指定されていながら、交通アクセス等の不便さから観光産業をはじめ、地域の衰退は著しい状況にあります。
2.地域の課題
平成23年3月に全線開通した九州新幹線や南九州西回り自動車道の更なる延伸など、縦軸の交通網は図られているものの、横軸の交通網の整備が図られていないため、環八代海圏域の振興、ひいては熊本県の一体的な経済浮揚がなされない状況にあります。熊本県の「幸せ実感くまもと4か年戦略」において、「地域力を高める」ことが戦略の一つに揚げられており、県南及び天草地域の地域力を高めるためには、環八代海圏域の産業、地域振興及び人.物の地域間交流などが必要となります。そのため、八代・天草架橋の建設は必要不可欠なものであります。
本架橋の整備により、熊本都市圏をはじめとする各地域との交通に要する時間が大幅に短縮されることで、ヒトの交流及び物流の活発化が期待でき、県南及び天草地域の一体的な発展と活性化が図られます。また、東日本大震災を教訓に災害時における緊急輸送路や代替路の確保、救急医療活動の向上など地域の安心安全の確保とともに広域的かつ多機能なまちづくりの推進に大きく寄与するものとして期待されます。